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大阪でおすすめの資金調達はファクタリング

資金調達が出来ずに淘汰されゆく事業主

「資金」がないところには事業が発生することもなく「資金」の切れ目がそのまま事業の終焉を意味するのが経営というものですから、資金調達ができない事業主はおのずと淘汰されて自然消滅していくことになるでしょう。

経営のための資金繰り、キャッシュフローの強化と改善を考えていくにあたって、大阪の事業主は一つでも多くの資金調達の手段を知っておくに越したことはなく、状況に応じて資金調達手段を選択してその手段をしっかりと活用しなければなりません。

大阪の事業主の多くがまっさきに思い浮かべる資金調達手段は「銀行融資」です。事業主のなかには「銀行融資以外の資金調達手段を知らない」という事業主もいるくらいに「銀行融資」がメジャーな資金調達手段であることは疑いようがありません。

しかし「銀行融資」というのは、大阪で中小企業を経営するような事業主にとってあまり適切な資金調達手段ではありません。特に、法人ではない個人事業主である場合は「銀行融資」という資金調達手段はほとんど使い物にならない手段であるとさえ言えるかもしれません。

資金調達手段としての「銀行融資」の最大の問題点は「融資のための審査がある」ということです。そして、審査があることによって付随してくる問題点として「資金を確保するまでに時間がかかる」ということも無視することができません。

何らかの理由で資金繰りの必要が発生し大阪で資金調達をしようと考えているのであれば、まず何よりも「確実な資金調達が可能であるかどうか」が重要となってきます。

それが切羽詰まった追い込まれた状況であるならば、さらに重要な要素として「迅速な資金確保が可能であるかどうか」というものも加わることになるでしょう。

資金調達をするにあたってのアドバンテージ

この二点において「銀行融資」という資金調達手段は、大阪の事業主にとっては「確実さ」と「迅速さ」の観点からすると頼りなく、もどかしく、不確実なものであると言わざるを得ません。

実際、急な資金繰りの場面に陥ったときに「銀行融資」による資金調達を試みたはいいが「審査で長く待たされた」うえに「審査が通らず」そのまま資金調達ができないまま倒産した、というような消え方をした大阪の中小企業は星の数ほどあります。

これらの倒産企業は「銀行融資以外の資金調達手段」を知らなかったがために資金不足による経営難に陥り、さらに、その経営難を乗り切ることもできなかったのだ、と考えてまず間違いないでしょう。

一つでも多くの資金調達手段を知っておくことの重要性がまさにここにこそあります。大阪で事業を開始する、あるいは経営維持していくにあたって「銀行融資」という資金調達手段しか知らない状態は、向こう見ずで危険なのです。

大阪の事業主がこの危険な状態から脱するためには「ファクタリング」と呼ばれる近年注目を集めている新しいスタイルの資金調達手段を知ることがもっとも有効であり、また確実でもあるでしょう。

大阪で資金調達をするにあたって「ファクタリングを知っている」ということは、それだけで大きなアドバンテージとなります。知っているだけでなく、ファクタリングという資金調達手段の基礎知識を把握し、それを使いこなせるようになれば、そのアドバンテージがさらに大きくなることは言うまでもありません。

資金調達出来るファクタリングの強み

大阪で資金調達をするならば、ファクタリングという資金調達手段がオススメであり、ファクタリングを理解し、実行できるだけで資金繰りを有利に進めることができます。

近年注目を集めているファクタリングというのは「融資」や「借入」ではない資金調達のまったく新しい手段であり、日本国内においてはまだ普及の過渡期にあり認知度もそれほど高くはありませんが、欧米などでは多くの経営者の間で「常識レベル」で広く知られており、一般利用がなされています。

ファクタリングは、ファクタリング会社と契約を交わし、ファクタリング会社に「入金が予定されている売掛債権を売却・譲渡する」ことによって「予定より早く現金化」し「売掛金の入金を前倒しで手に入れる」という資金調達手段です。

ファクタリングは売掛債権の売却や譲渡によって現金を手に入れる手段ですから「借入」や「融資」ではありません。ファクタリングの特徴としては「審査が迅速である」というものが挙げられるのですが、ファクタリングの審査が迅速である理由は「ファクタリングが融資ではない」ということに尽きるでしょう。

大阪の中小企業の事業者にファクタリングがオススメなのは「銀行融資」と違って審査が早く、また、審査の基準も緩く設定されており、資金繰りが始まってから資金確保までの時間がとにかく短いという理由によります。

審査に時間がかかり、最悪の場合は融資が通らないことがある頼りない「銀行融資」ではない、この「ファクタリング」という「早期現金化が可能な資金調達手段」を知っていた大阪の中小企業の事業者が、経営破綻や倒産などを乗り越えた事例は枚挙にいとまがありません。

資金調達の重要ポイントを満たすファクタリング

ファクタリングは「手形割引」による資金調達に方法が少しばかり似ていますが「売掛債権を売却・譲渡する」という方法を採用しているために、手形のように「不渡りを起こすリスク」が発生しないという強みも持っています。

ファクタリングは「手数料が割高である」ということと「賃金業法などの法律が適応されないことによるグレーゾーンの発生による悪質業者の参入」などのデメリットがあるものの、優良ファクタリング会社と契約を結んで取引をしたならば、それらのデメリットを大きく上回って帳消しにするようなスムーズで確実な資金調達が実現されます。

中小企業の事業者にとっては「確実な資金調達が可能であるかどうか」が最も重要ですが、ファクタリングの強みは、この最重要なポイントを押さえているということにこそあるでしょう。

もちろん、最短では即日で資金が調達できるファクタリングが、それに続く重要ポイントである「迅速な資金確保が可能であるかどうか」をも満たしていることはあらためて言うまでもありません。

悪質なファクタリングが蔓延る業界

大阪で資金調達をしようと考えている中小企業の事業主は、中小企業の窮境の足元を見た悪質ファクタリングを行うファクタリング会社、あるいは、とてもファクタリングとはいえない違法の貸付行為を行う闇金などと関わらないように充分に気をつけなければなりません。

後述しますが、大阪というのは全国ではじめて「ファクタリングを装った違法の闇金」の摘発が行われた場所ですから、その土地柄として、悪質なファクタリングや違法闇金が蔓延る土壌ができあがっていることは否定することができません。

悪質ファクタリングや違法闇金がしっかりと指摘される状況は少しずつ整いつつありますが、西のファクタリング業界においては、それはまだまだ氷山の一角でしかないというのも事実です。
西のファクタリング業界のなかでも、特に「玉石混交」であり、合法と違法、優良と悪質が入り乱れているのが大阪です。

大阪でファクタリングを利用した資金調達をするためには、生き馬の目を抜く業界に足を踏み入れるということを自覚したうえで、地雷を回避する能力を持つことが要求されるでしょう。

大阪で自分の身を守りながらファクタリングの取引を行うためには「過去にどのような逮捕事例があったか」という具体的な事例を通して「ファクタリングはいかにして法の抜け道を通って悪用されるのか」を知り、そこを出発点にして的確に優良ファクタリング会社を見分けていく眼を養うしかありません。

悪質なファクタリングのカモではない事業主になる

まずもっとも見抜きやすいのが「ファクタリング会社を装った闇金」です。大阪の経営者は、まずは「ファクタリング会社を装った闇金」というあからさまな違法業者を練習台にして「関わってはいけない業者」の勉強をしていくとよいでしょう。

「悪質なファクタリング会社」は「ファクタリング会社を装った闇金」に比べると、その悪質性などがやや不鮮明であるために、関わってはいけない業者であるということを見抜くことが少しばかり難しくなるのですが「ファクタリング会社を装った闇金」で学んだことを活かし「ファクタリングとは何か」という基本を知識としても構造としてもしっかり理解していれば、ほぼ確実に難を逃れることができるはずです。

「ファクタリング」が「融資」ではない資金調達手段である以上「融資」と「ファクタリング」の違いを認識する必要があります。「融資」と「ファクタリング」の区別がついていない大阪の事業主というのは「詐欺や搾取の対象として扱いやすいカモ」でしかありません。

悪質なファクタリングが蔓延ることで有名な大阪のファクタリング業界においては、自分の身は自分で守るしかありません。カモであることから脱却して、悪徳業者や闇金などにつけいる隙を与えない経営者になりましょう。

ファクタリングを装い暗躍する闇金

ファクタリングという資金調達手段が日本国内でも認知され、その市場が拡大するにつれて、グレーゾーンに目をつけ「ファクタリング」という言葉を利用して暴利を貪ることを目論む悪徳業者が続々と登場することになりました。

「ファクタリングを装い、運送会社経営の男性に現金50万円を貸付けた事件」は、ファクタリングに関わる業界人すべてに驚きと困惑を与え、ファクタリングという言葉の誤解を広げる原因にもなったターニングポイント的な事件であり、ファクタリングという言葉を悪用した闇金の最初の摘発となります。

ファクタリングを悪用した闇金初摘発

「ファクタリング」と呼ばれる売掛債権の買い取り契約を装い、ヤミ金を営んだとして、大阪府警生活経済課は25日、貸金業法違反(無登録営業)の疑いで、東京都中野区の2業者を摘発し、元経営者ら男8人を逮捕した。府警によると、ファクタリングを装ったヤミ金業者の摘発は全国初。府警は2業者がファクタリングを装いながら、実態は売掛債権を担保に高金利で金を貸し付けていたとみて、出資法違反(超高金利)容疑でも捜査する。

摘発されたのは「東洋商事」と「MINORI」。府警は、2業者が平成27年秋から28年11月にかけ、資金繰りが悪化した中小企業を中心に全国約250社に総額3億円以上を貸し付け、1億円以上の利益を得ていたとみて調べる。

逮捕容疑は28年5~9月、堺市と三重県鈴鹿市の会社経営者2人に40~50万円を貸し付け、無登録で貸金業を営んだとしている。容疑者らは「ファクタリングとしての売掛債権の売買であり、貸金業の登録の必要はない」などと容疑を否認しているという。

ファクタリングは中小企業などが保有する売掛債権を買い取り、額面の5~20%を手数料として差し引いて現金を支払うサービス。債権を期日前に現金化できるメリットがある。

この事件において重要なのは「ファクタリングを装い」という記述です。

この事件はあくまで「ファクタリングを装った闇金の人間による犯行」であり「ファクタリング業者による犯行」ではありませんから、この核心的な記述を読み落とし、無視することはできません。

しかし「ニュースの受容」というのはこういった些末な違いや重要な記述を読み取らない雑な読み方による誤解がつきものですから、この事件は「ファクタリング業者による犯行」という広がり方をすることになってしまいました。

「ファクタリングを装った闇金」による犯行によって植え付けられたファクタリングの誤解は、現在も拭い去られることがありません。また「ファクタリングを装った闇金」は増加傾向にあり、その摘発も行われています。

ファクタリングを装った闇金が現れる背景としては、ファクタリングというビジネスが「賃金業登録不要」であるということと「利息制限法や出資法などが適応されない」ということを無視することはできないでしょう。

闇金がファクタリングという言葉に目ざとく反応し、それを装うことで貸付を行おうと考えたのは、上記した二つの特徴を見れば、ある意味当然であると言うことができます。

ファクタリングがあくまでも債権買取の手続きであり融資などではない以上、ファクタリング会社は、闇金と違って賃金業登録をする必要もなく、また適応されない利息制限法や出資法とは関係なく手数料を設定して営業をすることができるのですが、闇金は、この構造をひっくり返してうまく活用したということになるでしょう。

優良ファクタリング会社は「まともにファクタリングの取引を行う」ために二つの法と無縁の状態で営業ができるのですが、違法の偽装ファクタリング業者の闇金は「高金利の貸付を行う」ために守らなければならない二つの法とは無縁であるという建前を獲得することを目的としてファクタリングを利用します。

実際の逮捕事例を具体的に見ていくと「ファクタリングを装う闇金」の行動や、言い逃れの常套句、どのように法に触れたために摘発されるのか、ということに関して、共通の傾向を見ることができます。

ファクタリングを装う違法の闇金のことを整理するために、初めての摘発事件以外に、実際の逮捕事例を以下に二つほど見ていくことにしましょう。

実際の逮捕事例1

「ファクタリング」と呼ばれる債権の買い取り契約を装ったヤミ金業者が摘発された事件で、大阪府警生活経済課は23日、貸金業法(無登録営業)と出資法違反(超高金利)の疑いで、ヤミ金業者の実質経営者とみられる東京都中野区中央、会社員を貸金業法違反罪などで起訴=ら2人を再逮捕し、新たに男女5人を逮捕した。

府警によると、容疑者ら2人は東京都中野区の「みかど企画」と「クレイ キャピタル」の実質経営者とみられ、5人は両社の従業員。7人のうち2人は「ファクタリングなので貸金とは違う」などと容疑を否認。容疑者も一部否認しているという。

逮捕容疑は、昨年3~9月、無登録で貸金業を営み、滋賀県内の会社会長ら2人に現金計60万円を貸し付け、法定利息の40~48倍となる利息計25万円を受領したなどとしている。

実際の逮捕事例2

売り掛け債権の買い取りを装い、高利で金を貸すヤミ金を営んでいたとして、千葉県警と岩手県警の合同捜査本部が25日、東京都内のコンサルティング会社社長の男ら11人を貸金業法違反(無登録営業)と出資法違反(超高金利)の疑いで逮捕したことが、捜査関係者への取材でわかった。

捜査関係者によると、東京都豊島区のコンサルティング会社「高橋企画」の社長の男らは2018年10月~今年3月ごろ、貸金業の登録をせずに、東京都や静岡県の中小企業の経営者5人に、11回にわたって計約530万円を貸し付けた疑いがある。さらに18年10月~今年4月ごろ、5人から法定金利の約13~47倍にあたる利息計約184万円を受け取った疑いがある。

売り掛け債権の買い取りは「ファクタリング」と呼ばれ、債権を早く現金化したい企業が利用している。男らはこの仕組みを装いながら、実際は債権を買い取らずに担保にして金を融資。手数料名目で高い利息を受け取っていたという。

最初の摘発事件とこれら二つのケースを見ると「ファクタリングを装う闇金」は「中小企業を狙った活動をしている」「賃金業法、出資法違反に違反している」「数十万単位の少額取引を大量に行うことで利益を得ている」「手数料以外に利息をつけることがある」「債権を買い取っていないにも関わらず、あくまでも貸付ではなくファクタリングであるということを主張する」というような特徴を持っており「ほとんど同じ事例なのではないか」と言いたくなるほどにその内容が非常に似通っていることが明らかになります。

複数の事例を参照して「共通項」を見出すことによって「似ている部分」を通して信用できるファクタリング会社であるかどうかの判断基準を複数手に入れることになります。

この判断基準を持っているか持っていないかの差は大きく、これを持っているということは、そのまま、資金調達の機会がつねに前提としてある大阪での事業経営を安全に生き延びていくための手段を持っているということを意味しています。

債権買い取り装い高利貸し

前段では、債権買い取りを装い、ファクタリングではなく高利貸しを行う闇金の事例を参照して、それらの闇金がどのような特徴を持っているかということを見てきました。

これからファクタリングを利用することになる大阪の事業経営者は、ファクタリングを装った闇金との接触を避けながら、優良ファクタリング会社をしっかりと見分けていく必要が生じている状況にあります。

そういった状況にあるのは、債権買取を装ってファクタリングではない高利貸しをする闇金や、悪徳ファクタリング会社が大阪という土地柄の問題として相対的に多い傾向にあるからです。

大阪の事業経営者にとって、債権買取を装う闇金(完全な黒)、悪徳ファクタリング会社(グレーゾーン)、優良ファクタリング会社(潔白)の三つを正確に見分ける能力を身につけることが、そのまま「経営努力」ということになります。

その見分ける能力を磨く第一歩として「債権買取を装う闇金(完全な黒)」があるのであって、この比較的見抜きやすい対象を見抜くことによって、次の段階である「悪徳ファクタリング会社(グレーゾーン)と優良ファクタリング会社(潔白)の区別」への足がかりを築くことになります。

優良ファクタリングと違法闇金の区別をつけ、その構造の違いを知り、その中間にある悪徳ファクタリングというグレーゾーンを消していくためには「ファクタリングとは何か」ということを根本的な部分から理解している必要があるでしょう。

「ファクタリング会社はなぜ賃金業登録が不要なのか」「ファクタリング会社はなぜ利息制限法、出資法が適用されないのか」を説明できるようになるためには「ファクタリング」という取引がどういったシステムのもと行われるのかを把握していなければなりません。

「債権買取を装う闇金」は、この最低限の「なぜ」や「ファクタリングとは何か」を理解しています。摘発があり逮捕された場合に、容疑を否認しようとする闇金が口を揃えて「これはファクタリングなので貸金とは違う」という言葉を使うのは「債権買取を装う闇金」の側に「ファクタリングへの理解」があり、その前提のうえでファクタリングを利用していることの証明であり、そこからくる自信にほかなりません。

債権買取を装う闇金の牙城を崩す

摘発された「債権買取を装う闇金」は「それが貸金であってファクタリングとは違う」ということを、より厳密にファクタリングを理解し把握している側から証明されて「これは賃金ではない」の牙城を崩されることになるのですが、大阪の事業経営者は、摘発と逮捕を待たずして、自らの手でこの牙城を崩せるようにならなければなりません。

「債権取引を装う闇金」に対しては、相手の出してくる条件などに対して「それってファクタリングじゃなくて貸金ですよね?」と言えば被害にあうことはまずありません。

「いや、これはあくまでもファクタリングなのだ」という闇金側からの反論はあると思いますが、ファクタリングに関する正確な知識を持っていれば、それがいかに詭弁であるかを一つ一つ認識したうえで、相手のその詭弁を潰していくことは簡単にできるはずです。

逆にいうと、ファクタリングに対する理解が曖昧であり、そのシステムを構造的に把握していない場合、闇金側に言いくるめられ、詭弁でしかない物言いを納得させられてしまう危険性があるということです。

こういった危険を回避するためには、ファクタリングの正確な知識を手に入れることはもちろん「優良ファクタリング会社とのやりとり」をまずは身を持って経験しておき「基準」を身に着けておくということも効果的な対策となるでしょう。

債権買取を装う闇金の被害にあってしまった中小企業の事業主の不幸が「最初に知ったのが優良ファクタリング会社ではなかった」ということにも起因していることは言うまでもありません。

しかし、そういった不幸を呼び起こしたのは「無知」にもよるのであって、はじめから「この世には、三つのファクタリング会社がある。闇金、悪徳、そして、優良だ」ということを知っていれば不幸を未然に防ぐことができるのですから、ある意味では自業自得であるともいえるのです。

優良業者と悪徳業者を見分ける

では、悪徳ファクタリング業者と優良ファクタリング業者を区別するためのポイントを具体的に見ていくことにしましょう。悪徳ファクタリング業者は、それを見分けるポイントをしっかりとおさえておけば、驚くほど簡単に見分けることができます。

悪徳ファクタリング業者に共通しているポイントとしては、まずは「かたくなに会おうとしない」「住所が不明瞭である」「口座情報が弱い」「インターネット上の口コミなどで評判が悪い」というものが挙げられます。

「かたくなに会おうとしない」に関しては「何かやましいことがあるから会うことができない」という場合がほとんどで、優良ファクタリング会社であるならば「会おうと思えばすぐに会えるのに、かたくなに会おうとしない」というような担当者になることはまずありえません。

このポイントは、大阪に拠点を置くファクタリング会社を相手にした場合においては有効であり、試す価値がある要素です。これは、東京などに拠点がありオンライン上で事業で展開をしているファクタリング会社を相手にした場合には「非面接」が前提となるために判断基準として利用できないという弱点を持ってもいる要素でもあるでしょう。

「住所が不明瞭である」は、大阪を拠点にしたオフィスや支店などの店舗がある場合、きわめてわかりやすい基準として活用することができます。

関わりを持つことになるファクタリング会社の住所を調べたときに、ウェブ上などに記載されている住所がレンタルオフィスやマンションや秘書箱といった住所であった場合、そのファクタリング会社の優良性を疑ったほうがよいでしょう。

本拠地があるファクタリング会社であれば、しっかりと本拠地のオフィスの住所が記載されていることが前提としてあって、そのうえで支店の住所があることを確認しましょう。

悪徳ファクタリング会社や債権買取を装う闇金である場合、一つの住所を使いまわして、他の悪徳事業のための住所として使っていることもあるので、一つの住所から複数の別の事業が出てくるかどうかを調べることも有効です。

「口座情報が弱い」に関しては、口座開設のための審査がゆるい銀行の口座を利用しているファクタリング会社には警戒が必要であるという補足的な要素として見るとよいでしょう。

もちろん、三井住友、みずほ銀行、三菱東京UFJといった大手銀行の口座があるからといって、即座に「優良ファクタリング会社だ」となるわけではありませんが、これを判断基準の一つとして採用することは可能です。

大阪など関西エリアで利用可能な優良ファクタリング会社はコチラ

続いて「インターネット上の口コミなどで評判が悪い」は言うまでもありませんが、何かしらの悪徳行為を行っているファクタリング会社というのは、その悪徳であるという情報がある程度は共有されているものです。

ですから「どうもこの会社は悪徳のようだ」という要素が積み重なったならば、最後にインターネットの評判を参考にするとよいでしょう。これらの諸要素が一つでも見えたならば、そのファクタリング会社は悪徳ファクタリング業者であるか、債権買取を装う闇金である可能性が高いと考えて警戒するくらいがちょうどよいでしょう。

無数にある悪徳業者を示す様々なサイン

もちろん、これらの諸要素以外にも、悪党ファクタリング会社の「サイン」はいたるところに散見されます。

たとえば「手数料がファクタリング業界の基準からして安すぎる」という要素も、無視することができないでしょう。

「手数料がファクタリング業者の相場をふまえると破格的に安い」ということは「切羽詰まっている中小企業の足元を見た設定」であることが多く、破格の手数料に惑わされた場合、手数料以上のコストを支払うことにもなるでしょう。

わかりやすいのは、手数料が高い「2社間ファクタリング」においてであり、10%から30%という相場を持っている「2社間ファクタリング」を数%の手数料に設定している業者があった場合は、間違いなく悪徳ファクタリング業者だと考えて間違いありません。

「2社間ファクタリング」の手数料が高くなるという事情にはちゃんとした理由があるのであって「手数料が安く抑えられた2社間ファクタリング」などというものはそもそも成立しないものなのです。

「手数料」に関しては、審査を申し込んだあとに「審査の結果をふまえて手数料が増加して、通常の相場程度に引き上げられた」ということが起こる場合もありますが、この場合も、悪徳ファクタリング業者であると判断したほうがいいかもしれません。

「手数料以外の費用を入金から引こうとする」というのも、悪徳ファクタリング業者の特徴として挙げられるでしょう。

ファクタリングに関しては、基本的には、3社間ファクタリングと2社間ファクタリングという取引の違いによってそれぞれに設定された手数料以外の費用が、現金化された債権から引かれるということはまずありません。

入金される予定だった金額から、手数料以外の何か費用が発生するというようなことを言ってきて、入金金額を減らそうとする姿勢が見えたならば、そのファクタリング会社とは契約関係を結ばないほうが賢明です。

「分割返済の提案」と「金利」の段階まで進んでいた場合、そのファクタリング会社が悪徳ファクタリング業者であるが、債権買取を装った闇金であることが確定されています。

金利をかすめとろうとするということは「これはあくまでファクタリングであって賃金ではない」というルールを踏み破っているということを意味しています。「取り立てが過激化する」というところまで進んだら、もはや自分が関わっている相手がどういう相手なのかを理解しない事業主はいないでしょう。ここまで進んでいた場合、もう「手遅れ」ですから、泣き寝入りするか摘発を待つしかありません。